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『夜の国のクーパー』(伊坂幸太郎)

夜の国のクーパー (創元推理文庫)

伊坂 幸太郎 / 東京創元社




伊坂幸太郎さんはすごい小説家だ。


以前誰かがテレビで言っていたのだが、

「小説の良し悪しは、どれだけ悪役を上手く描けるか」だと。



まさにその通りだと思う。

伊坂さんの小説に登場する悪者は
感心するぐらい冷酷だ。

それでいて、

暴力シーンはうまくぼかしながらも

読み手の想像力を最大限に煽っていく。


私は被害者がどれほど酷い仕打ちをされているのか

頭の中で勝手に膨らませ

激怒したり大いに悲しんだりしてしまうのだ。


それにしても、、、

猫のトム君がとても魅力的である。


読んでいるだけで
猫が獲物を狙うときの表情や
ひげやしっぽの様子まで
全部思い浮かべることが出来てしまう。

…トム君がここにいて

今まさに私に喋りかけているような…♪


私はこの本を読みながら
猫と話が出来るということで
”村上春樹”さんの小説を思い起こしていたのだが、
どうやらそれは、全然関係がなかったみたい (~_~;))

(”あとがき”によると、作中の名前に関しては
 大江健三郎の『同時代ゲーム』の中の登場人物の名前になぞらえたらしい。)


そうなのか…

いつか機会があったら読んで見よう。



小説の後半の方では
物語の中の”冠人”が、”安倍総理”とダブってしまった。

.........あぁ、そうかも。

私達も疑ってかからないと
村人たちのように
騙され続けることになるかもしれないな。


そんなことを思った。
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by ai-3sun | 2015-06-20 22:41 | books

最大のミステリーとは?

最後のトリック (河出文庫)

深水 黎一郎 / 河出書房新社





『最後のトリック』~深水黎一郎作~


昨年、この本の事が新聞で紹介されていたので
翌日本屋さんに行って即買いしたのですが

やっと読み終わりました(^^;  遅すぎ~~


”読者が犯人”というミステリー史”最後のトリック”!!
…と聞いたなら

ミステリーファンとしては、かなり気になりますよね♪


解説で島田荘司さんが

結果として究極の「フーダニット」は、
冒頭に述べた「ホワットダニット」に近づいたように私は感じた。

(ちなみに冒頭に述べた「ホワットダニット」とは、エドガー・アラン・ポー作『モルグ街の殺人』のことを指している。)


…と話しているように


重要なのは、
どうして読者が犯人にならなければならないのか?ってことです


これは読者に対して、言いがかりをつけているようなものですから…



作者は、

何のために、どんな形で、
”私たち読者”を関わらせていこうと思っているのでしょう?



例えば、東野圭吾さんのような推理作家の場合、
”大学で心理学の講座を受けもっている博士が登場”となると
犯人ではなくても何かしらのヒントを与えてくれていたりします。


けれども、本書においては
そういうはっきりとしたヒントを期待するのはどうかと思います。


(かと言って、本題に関係ないと思われる話も
”読者が犯人”となってしまう理由を
”納得”させるためには必要不可欠な部分なのだという事もお忘れなく!)




とにかくこの本は、最後まで一気に読んでしまいましょう!



読後、

私は読者が犯人にされてしまった矛盾と、

他の方法で
なんとかして”その人”を救えなかったのではないか…というような

様々な苦い気持ちを味わうことになりました。



*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*._.:*^*._.:




ところで、知人に聞いた話ですが…


「推理小説は、犯人がわからないと安心して読めない。」
という友達がいるというのですが
本当にそんな人っていると思いますかー?


居るなら、

むしろ、その人の方が私にとっては最大のミステリーですけどw
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by ai-3sun | 2015-03-16 22:13 | books

1984年のメランコリー  ~『1Q84』(村上春樹)~

                        (村上春樹の『1Q84』BOOK1~3)


1984年のメランコリー と題して  

                         
                         ** これは、かなり前にメモしておいた感想文です

                         ** 記憶の底に埋もれてしまう前に。。




*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*:._.:*^*._.:*^*._.:




この小説は、村上さんと同じ年代の人たちにとっては
古き良き時代のような懐かしさを感じることだろう。


ところで、青豆という苗字は風変わりだ。
”青豆雅美”が彼女の名前。
そして、10歳の頃から愛し続けていたのが、同級生だった川奈天吾。


青豆さんはいつも孤独だ。彼女がどのくらい孤独かというと
誰もいない山奥の森の中で
暗く湿った地面を朝から晩まで
ずっと掘り続けているみたいに孤独だ。(私の妄想。。)

穴の中には、迷い込んだように、
時おり何処からか
ほんの僅かな光が一筋差し込む。

その光を頼りに、昔埋めたはずのタイムカプセルを見つけだそうとしているみたいだ。


タイムカプセルの中身はどうしても思い出せない。
だけど、一緒にそれを埋めたコの顔だけはよく覚えている、みたいな、ね…

錆びついて汚くなってしまったクッキーの缶の中。

奇跡的にキレイな状態で保存されている子供の頃の宝物は一体なあに?

その宝物を見つけ出した瞬間に、
それが宝物ではなくなるとしても。(…あくまでも私のイメージです)



青豆さんは自分の体にとてもコンプレックスを持っている。

私からすれば、そんなものはもはやコンプレックスとは呼べないくらいだけれど、、、


だいたい自分の体をまじまじと見つめたこともないし。幸いなことに(苦笑)



頭のいい誰からも好かれる天吾君の方は
なぜか子持ちの人妻と不倫関係を続けている。
そんな冴えない女性を相手に選ぶ天吾君の気持ちが
私にはどうしてもわからないんだけどね。

結婚するつもりがないのだから、
二人ともセックスだけ楽しめばいい…のかな

体の飢えを満たすための性交は、アサマシクてミニクイ。


心と体は”別のもの”なのだろうが、
私には彼らの気持ちは永遠にわからないと思う。


天吾君が望まなくても、ある種の女性は天吾君に惹かれてしまうのだという。
だから、天吾君は自分ではアクションを起こす必要はない。

優しくて穏やかな天吾くんは
実は優柔不断なだけじゃないのかな?


彼の計算高くないところは好感を持てるが
時々笑えないアメリカンジョークのようなフレーズを小さな声で口にする。

そして、相手がそれを聞き漏らしてもう一度訪ねると
「いや何でもない。」と答えるのだ。
そんなやり取りが随所にみられるのは、多分村上さんの趣味だろう・・・

気になるのは、回りくどい言い方や相手の言葉を復唱する場面が多いところ。
もちろん、素敵な表現もたくさんあるんだけれど。


細かく描写することによって
読者は頭の中に、より鮮明なシーンを思い浮かべる事が出来る。
けれども、ストーリー展開がスローになり
じらされているような感じにもなる。


村上さんが”ある言葉”のニュアンスをとても気に入っているのか
それとも”その言葉”自体を強調したいのか
どちらなのかはわからないのだけれど、
文章の脇の『、、、、、、、、、、、』は、とても気になる。



それに、村上さんの小説の登場人物たちは
口には出さなくても、人を観察する目はなかなか厳しい。


私自身はのほほんと生きてるので
人間観察の力がまるでなく(…というか、観察してはいけないような気がして)

だからこそ、その人の”持ち物”や”部屋”や”行動”や”言葉遣い”で
その人間の”人となり”を決めつけたくはないと思う。

そういうと言い訳がましく聞こえるかな?(確かに言い訳かもしれないが…(-_-;))


なら、私はこの村上さんの小説が本当は好きじゃないのか?


…私は村上さんに対して
まるで初恋の人への未練に似たような感情を抱いているというのに?


村上さんの小説が売れて欲しいと願う反面
(私が頼まなくても十分売れているけれど)
そこまで絶賛されるほどのものだろうか?   とか


勿論、私の憧れの人でもあるし。
(私が憧れなくても十分世界中の人たちに愛されているけれど)



    私は あなたが生活していた時代と空間に ワープ してみたいのだ。。

私は多分、村上さんの小説の中に
村上春樹さんという人間の中に
誰か別の人の姿を探しているのだろう。


ある種の音楽の
その旋律の一部が深く心をえぐるように

深いトランペットの音色に
急に泣き出したくなってしまうように


私は”あなた”の事をそんな風に思い出して
いつか出逢えるはずの”あなた”を待ち望んでいるのだろう。
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by ai-3sun | 2014-10-21 22:51 | books

ずっと読みたいと思いながら忘れていた本 『世界から猫が消えたなら』



世界から猫が消えたなら(川村元気著)




想像してみて

もし、世界から猫が消えたなら

あなたはどうするの?



世界から猫が消えたなら

川村元気 / マガジンハウス






「猫を消す?」

そんな事、考えたこともなかったけれど


猫だけじゃなくて

電話、映画、時計…も

それが存在しないと

世界が変わってしまうかもしれないもの



それは、自分の”一日”の延命と引き換えに

主人公が消してもいいと思ったもの



作者の川村元気さん、

さすが『モテキ』や『悪人』などを制作してきた映画プロデューサーだけありますね


感動の”ツボ”を心得ているような気がします


全体にライトノベルズ的な軽快さが漂っているのですが

テーマは結構重いです


猫と自分の命とどちらが大切なのか…

主人公の気持ちに同化してしまい

ラストに近づくにつれて、涙と鼻水でぐしょぐしょ状態。。


久しぶりに小説を読んで泣きました

(表紙の猫の写真も、猫好きにはたまりません!!)


自分の存在理由について思いを巡らせたりするけれど

人間はいざとなると、命は惜しいてござるよ…


 
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by ai-3sun | 2014-07-30 23:16 | books

本を読むとストレスが軽減されること

ビブリア古書堂の事件手帖≪5≫~栞子さんと繋がりの時~



ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)

三上 延 / KADOKAWA/アスキー・メディアワークス





すっかり忘れていたのですが、ビブリアシリーズ第5弾!です
               ↑遅すぎ~~~~>゜)~~~


第1話『彷書月刊』の話は、思わぬ謎が解けて
ビブリアファンとしては、絶対にはずせない物語ですね^^


そのうえ、この回は、
栞子さんと大輔くんの”愛のゆくえ”まで楽しめてしまうので
とっても重要な”回”なのです!!


恋愛にうとい栞子さんは、大輔くんに告白されて、
どんな返事をしたのでしょう?

うわぁ、なんだかドキドキするなぁ~~♡


少しずつ進展していく二人の関係が微笑ましい…♪



そして、手塚治虫の『ブラック・ジャック』単行本にまつわる第2話!

漫画とは思えない深い内容で
『ブラック・ジャック』が、とても読みたくなってしまいました!


ちなみに著者の三上延さんは、2話のために買い集めた
『ブラック・ジャック』の旧チャンピオンコミックス版だけで
70冊ぐらいになってしまったそうです…(@_@;)オォ


とにかく、この本を読むと、
出てくる書物を全部読んでみたくなっちゃうんですよね!

中でも特に気になったのが
”木津豊太郎”『詩集 普通の鶏』の

「ソレハ存在スルコトノ青イ月夜デアル」というタイトルの詩です


タイトルだけでも、すごく興味深いでしょ?



ソレハ存在スルコトノ青イ月夜デアル

ソレハ存在シナイコトノ白イヨットデアル

彩色サレナイ空間ハ発見サレナイ空間デアル

ケレド彩色サレタ空間モマタ発見サレナイ空間デアル…




ねっ、ねっ、素敵だよね♪


言葉から逃れた”色”や”カタチ”の概念が
直接私の中に入り込んで来るような感覚。。


詩を書くということは、言葉を自由にすることなんだなぁと
…つくづく思います


ドコカデ存在シテイル私ハ ドコニモ存在シテイナイ私デアル by ai 



常識に囚われないで、自分の言葉を放って

私とあなたの”繋がりの時”を楽しもう~~(^O^)/
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by ai-3sun | 2014-03-15 20:01 | books

夏のレプリカ


過ぎ去った夏の日に

敬意をこめて…



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☆『夏のレプリカ』森 博嗣 の感想も☆
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by ai-3sun | 2013-10-05 22:33 | books

『砂漠』~伊坂 幸太郎~


砂漠 (Jノベル・コレクション)

伊坂 幸太郎 / 実業之日本社




「伊坂幸太郎さんの本は面白い。当たり外れが無い!!」
と力説していたのですが
『SOSの猿』と『あるキング』は、ラストがすっきりとしなくて
あまり好きになれなかったこともあり・・・

『砂漠』は随分前に買っていたものの
なんとなくタイトルが”やりきれない話”っぽくて
しばらくそのままにしていました。

ところが、想像と違って
この本は、読み始めたらすぐにストーリーに引き込まれ
ラストはどんなオチが来るのかと
(もしかして、最後に怖い怖い仕掛けがあるんじゃないかとか)
ゾクゾクしながら読んでしまいました。


北村という鳥瞰型の大学生と、そのユニークな仲間達の学生時代を軸に
様々な事件が勃発するのですが、その中の
”西嶋”のキャラがサイコーで、うざいんだけど憎めないヤツなんです!!

読み進むうちに、私の中では西嶋が
”キングオブコメディ”の今野浩喜(こんの ひろき)の声とダブり
もう、どうしても、顔までが今野の顔になって浮かんできてしまって・・・f^_^;


くすっと笑ってしまうようなセリフもあれば、
考えさせられるような言葉も ”あるとかないとか” 。。www


サン・テグジュペリ著『人間の土地』の文も
ところどころに引用されていて、

『人間であるということは、自分には関係がないと思われるような
不幸な出来事に忸怩たることだ』  ・・・とかね


でも、そんな難しい言葉で表わすよりも
「歴史が変わったって、抗生物質をあげちゃえばいいんですよ。
目の前で泣いている人を救えない人間がね、
明日、世界を救えるわけがないんですよ。」

という西嶋のセリフの方に、ぐっと来たワケです!


あぁ、東堂さんの気持ちがすごくわかった♪・・・

         ”なんてことは、まるでない” んだけどね。。www


そして、西嶋は、こうも言ったのです。

「俺たちがその気になれば、
砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ。」と


西嶋は、確かにうざいし、見かけもよくない、、、けど

どんな時も堂々としていて、時々ミラクルを引き起こします。


さて、この後、

    ”西嶋は砂漠に雪を降らせることができた”のでしょうか?



『砂漠』を読んで、皆さんも、学生時代の忸怩たる気持ちを
もう1度、味わってみてくださいね~~~ (v^ー°) /~~
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by ai-3sun | 2012-08-17 22:32 | books

ビブリア古書堂の事件手帖<3>~栞子さんと消えない絆~



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待ち遠しくて、待ち遠しくて
一気に読んでしまいました♪

中でも第ニ話の
「タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの」は
とても好きな話です♡


みなさんも、子供の頃に読んだ(もしくは、読んでもらった)本で
なんとなーく覚えているけれど
どんなストーリーだったのか、肝心なところを忘れてしまった!
という経験がありませんか?


私にも、そんな大切な1ピースが心のどこかに残っていて
ときどき、懐かしくなって
探してみたいという衝動に駆られます


多分絶版になってしまっているのだろうなぁ、、、などと思いながら
ふと検索してみたりして・・・

わわぁ~~^^   ヒット!


・・・なーんてわけもなく、、、、 ハハハ 


(栞子さんのような人が近くにいたら、探してもらうのにねぇーw)



そういえば、私の母も本好きで
よく難しそうなタイトルの本を読んでいました

・・・といっても、古書マニアではなかったので
図書館で借りてくることが多かったけれど・・・


子供の頃の私は、本にはまったく興味が無く
(よくよく考えてみれば、今でもそれほど
本好きというわけでもないけど 苦笑。。)


だから、『ビブリア古書堂』のシリーズがこんなに好きってことは、
”本好きにはたまらない”のじゃなくて
”本好きじゃなくても、たまらない!”と言った方が正解かも・・・?

まぁ、騙されたと思って
みなさんも、一冊、手に取ってみて下さい。。


ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』など
絶対に読んでみたくなりますよぉ~~!!
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by ai-3sun | 2012-06-29 21:06 | books

『さよならドビュッシー』(中山七里)


さよならドビュッシー (宝島社文庫)

中山 七里 / 宝島社




ドビュッシーの曲がタイトルに使われていたので
思わず買ってしまいました f^_^;


ピアニストを目指している少女が
不幸な火災事故に巻き込まれ
全身を大やけどをしてしまうという、かなりショッキングな状況から
このストーリーは始まる

体表の3分の1以上をⅢ度熱傷で覆われて
長らえた患者はいないというが、

この小説のヒロインは、皮膚の移植手術に成功し
(なんと顔は、傷痕のないキレイな顔になった!)
2ヶ月以上入院した後、音楽科のある私立の高校へ入学する


もちろん、全身は包帯で包まれ、松葉杖なしでは、歩行も困難だ


遺産相続の問題もあり、彼女の周辺では様々な異変が続く


喉も焼け爛れて、ひび割れた掠れ声になり
16歳の少女としては、かなり辛い人生の始まり。。


その上、得意なピアノさえ、移植をした指では思うようにならない


その彼女が、ストーリーの最後の場面では
音楽コンクールに出場し、
ついに、ドビュッシーの曲を弾くまでになるのだ!!!


曲目は『月の光』と『アラベスク1番』


どちらも私の大好きな曲♪


・・・ということで、ここでCDを聴いてみることにする 

*:..。o○★○o。..:*゜*:..。o○★○o。..:*゜*:..。o○★○o。..:*゜*:


ドビュッシーの『月の光』を聴くと
柔らかな月の光が、水面で揺れている映像が浮かび上がる


それと同時に、砂漠では、月の光のひとしずくが
旅人達の心を潤すようなイメージも湧き上がって来る

音の月のしずくは、
モネの絵画のような筆のタッチでもあり
優しく包み込むようなパステルカラーでもあり
色とりどりの光を放っている

うっとり・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・ (*・艸・)。+:*○

・・・おっと~  閑話休題。。

*:..。o○★○o。..:*゜*:..。o○★○o。..:*゜*:..。o○★○o。..:*゜*:

ピアノコンクールで、彼女が
ドビュッシーの『月の光』(5分50秒)を弾きこなすだけで、
指にはかなりの負担が強いられることになる

2曲目の『アラベスク1番』は+3分55秒・・・

彼女は無事、2曲とも演奏することができるのだろうか?

そして、コンクールの結果は?


と・・・ここまで、書いていくと
ピアニスト誕生物語という印象があるけれど

謎解きとしても、十分に楽しめるストーリー展開だ


なんとなく、昔読んだ、『シンデレラの罠』という小説を思い出す



やっぱり、幸せな”シンデレラ”には、
だれもが、そう簡単になれそうもないみたいだ。。
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by ai-3sun | 2012-06-09 17:05 | books

古書店巡りも奥が深い♪ 『ビブリア古書堂の事件手帖』~三上 延~より




ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

三上 延 / アスキーメディアワークス




ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

三上 延 / アスキー・メディアワークス




この小説は、”本好きにはたまらない”という
まさに噂どおりの本でした ヽ(´▽`)/♪



小さな古書店を営む、篠川栞子さんと
本は読めないけれど、本に興味のある?23歳の五浦大輔くん。。


どうして、大輔くんは本を読めない体質になってしまったのか?
それは、
第1話の”夏目漱石『漱石全集・新書版』を読むと謎が解けるのだけど


そして、内向的で、すぐに赤くなってしまう栞子さんが
なぜか本に関することなら人が変わったように”きりり”となり
どんなことでも解決してしまう、というところがミソです♪


私の本の知識は、ほんの(←ダジャレかぁ~)一握りぐらい。。

・・・ なので、栞子さんの博識と記憶力は、妬ましい程です

(それと、栞子さんは、なんと言っても”美人♪”だしね)


ところで、

私は「ブック**」などにはよく行くけれど
「古書店」と呼ばれるようなお店には、
今まで行った事がなかったのです。。Σ( ̄ロ ̄lll)おぉ~ナント


それで、まず、神保町の古書店を散策してきました✿✿✿


・・・と言っても、時間がなかったので、店の奥の方までは行けず、
古本屋の並びをダ~~~~っと見て来たという感じ・・・


ケドね、

ありました~!『漱石全集』 o○★○o。..:*゜*:o○★○o。..:*゜*:

小説に出てきた通り、小さな筺に入っていて
古書独特の匂いが何ともいえない・・・☆ ( ●≧艸≦)うぅっ

読破する自信がなかったので購入はしなかったけれど
何だかとっても感動*★しましたっ!!


(そういう楽しみ方もあるので、読書って深ぃ~~~(゜∀゜) ♬)


『ビブリア古書堂の事件手帖』は今のところ②巻まで発売中。

6月に③巻が出るようなので、楽しみですね~~~ (^^)v
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by ai-3sun | 2012-05-15 17:10 | books