「嫌われる勇気」で人は幸せになれるのか?



嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎,古賀 史健/ダイヤモンド社

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「嫌われる勇気」というタイトルのドラマも放送されたりと何かと話題の本ですよね。


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この本は、”嫌われる勇気”を持つ事によって

人は変われるし、幸せになれるという「アドラー心理学」について

青年と哲人の対話篇という物語形式を用いてまとめた一冊という事です。



この本のいくつかの設問に対してひっかかった部分があるので

↓に書き出してみました。(黒い文字が私の感想)



◆トラウマは存在しない


”トラウマ”に関しては、私は”ある”と思う。

そして、これからも存在し続けると思う。

過去を切り離すことは難しいし、過去から学ぶこともあるし…


けれども、”トラウマ”や”後悔”が

私を前に進ませてくれないのも真実。



◆すべての悩みは「対人関係の悩み」である


ホント、対人関係の悩みは尽きないよね。

どんな場所、どんなコミュニティにおいても。

そして、人をおだてるのが苦手な私は、よく嫌われる…(苦笑)

人間として欠陥のある人に気に入られても嬉しくないから

嫌われてもいいんだけど。

(↑これは「嫌われる勇気」と言っていいのか?)


人と人とのつながりは、縦の関係ではなく、横の関係にすること、

叱ったり褒めるのではなく、感謝の言葉を述べると良い。


私はこう見えて(?)感謝の言葉はちゃんと伝えるタイプ。

「ありがとう」と「ごめんね」が言えない人とは付き合いたくない。



◆人生は他者との競争ではない


”人々は私の仲間である”という意識が大切だという。


それについて異論はないのだが、

競争をしたがる人に巻き込まれてしまう事は多い。

相手がライバルじゃなく仲間だと思ってくれないと始まらない。

私が変わっても、他の人も変わってくれなければダメじゃないか?



◆ここに存在しているだけで、価値がある

◆普通であることの勇気


身体の弱い自分を、普通の人より劣っていると思う事がしばしばある。

”健康で普通に生きている人”がマジ羨ましい!!のだ。

(普通で暮らせるって、すごいコト!みんな、どーして気づかないの? )


自分を好きでいられるなら、存在しているだけで価値があると思えるのか…


ハンデがあっても「普通を目指していく」だけの勇気はあるけれど。



◆自己肯定ではなく、自己受容


自分が「できない」のに「できる」と暗示をかける事ではなく

「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んで行くこと。


私はある時期から

「できないこともある自分」という容れ物を受け入れて来た。

そして、自分の出来る範囲で頑張ってきたと思う。


ただ「他者信頼」に関しての”勇気”だけは持てない。

それを”勇気”と呼んでいいなら…



◆「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ


人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しない。

”いま、ここ”を真剣に生きるということ。


私は「未来」が見えなくなってから

「今」を何とかやり過ごしていく事ばかり考えている。


私の”宿題”をクリアしても

平気で自分の”宿題”を丸投げしてくる人たちがいるからね。


一日一日を”真剣”に生きてきたのに

何か実った?


少しでいいから「幸せな未来」を見せて欲しい。


「過去」も「未来」もない「ここ」には、何も存在しないのと一緒…

確かに「刹那」ではあるけれど。


(私、心が病んでるかも?)

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正直に言うと

自己啓発系の本は、押しつけがましくて苦手です。


私には「アドラー心理学」が上手く消化できなかったみたいですね(^^;


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by ai-3sun | 2017-02-18 14:04 | books